ここが嫌!生理的に無理!フィリピン暮らしの難題

2018.05.10-- 最終更新日:2020/02/03

フィリピン留学で知名度が上がったおかげで、まさに英語留学でやってくる日本人が増え、日本人が増えたことで新たに開業や就職などでセブ島に長期滞在や移住するケースが多くなってきました。

とは言え、セブ島どころかフィリピン自体初めて・・・という人も少なくないようで、セブ(フィリピン)の暮らしになじめなず、帰国せざるを得ないというケースも増えてきたようです。

フィリピンの生活になじめないという理由は人により様々だとは思いますが、文化や習慣の違いが受け入れられない、フィリピン人とうまくやっていけない・・・なんてのが全体像なのではないかと思います。

文化や習慣の違いをどう受け入れるか?フィリピン人とどううまくやっていくか?
というのは改めて記事にしようと思いますが、今日は、もっと根本的なこと、日々の生活において、生理的に無理!みたいな特長を上げてみようと思います。

ここであげる事は、フィリピンに限らず東南アジア全般に言える所も多いので、東南アジアを目指そうとされている方は是非、参考にしてみてください。

フィリピン暮らしの難題と対策

虫が多い

まあ東南アジアの国ですが、至極当たり前のことではあるのですが、実際に住んでみると想像以上に虫に遭遇する確率が高いんですね。

家の中にアリが行列を作って歩いてる・・・なんてのは序の口。
蚊、大小のゴキブリのような害虫も日常的に遭遇します。

中心地の高級マンションの上層階にでも住めばその確率はかなり落ちますが、それでも街中を普通に歩いているだけでも遭遇するので、避けようがありません(涙)

なので、虫が大っ嫌い!ゴキブリなんて絶対見たくない!みたいな人は無理です(苦笑)

ちなみにゴキブリ退治にはフィリピンでも市販の殺虫剤を使用しますが、結構匂いが強烈で、これだけでも嫌になっちゃいます。

私はやはり殺虫剤の匂いが嫌なのと、なんか人間の体にも悪そう(笑)みたいな感じで使ったことはなかったのですが、ある時Twitterで効果的な駆除方法を見つけて試してみたら、効果てきめん!だったので、以来、その方法で駆除しています。

その方法とは・・・市販の家庭用食器洗剤を使用するのです。

なんでもゴキブリは油虫と呼ばれるだけに、油で体を守っており、食器洗剤は油を溶かすので・・・というような内容でした。

半信半疑だったのですが、試してみたらほんと一発でコロリ(笑)

食器洗剤を命中させなきゃ意味ないんですけど、100円程度のスプレーボトルの中に洗剤を入れて噴霧すれば、かなりの確率で命中させられます。

洗剤は原液を使う必要はありません。水で薄めた食器洗剤をスプレーボトルに常備しておけば、いざという時すぐ対処できます(笑)

食器洗剤なので、ためらわずにキッチンでも使えますよね。

清潔感がない

街中、場所によっては・・・というよりローカルな場所は日本人の感覚から見たら全般的に汚いと感じるのではないでしょうか?

貧困率が高いフィリピンですからね。
一歩街に踏み出せば、否が応でもボロボロの家屋や決して清潔には見えないレストランや屋台などが目に飛び込んできます。

住む環境によっては、タクシーの車窓越しに見かける街の風景では済まず、実際の生活にも影響してきます。

ですので、潔癖症の人はやはりフィリピンに住むのは難しいですね。

この問題への対策は・・・ごめんなさい、ありません(笑)

きっちり整備されたマンションや住宅街に住めば、身近な生活レベルでは十分解決できる問題ではありますが、街中はどうにもならないですからね。

匂い

セブの空港に到着し、飛行機を降りた瞬間から、むわっとした暑さとともにまず匂いに気づく人も少なくないのでしょうか?

南国特有の匂い、ローションなどにも使われているココナッツオイルの匂いだったり、街に出るとローケーションによっては、かなり不快な匂いが漂っていたりします。

セブ市内に流れているドブ川も悪臭を放出していますし、生ごみ臭のような匂いや、タクシーやジプニー、バイクが排出する排気ガス、街を歩いていると、一体これは何の匂いなのか?みたいな事もあったりします(笑)

ということで、匂いに敏感な人もフィリピンは厳しいかな・・・と思います。

この問題も、前項の”汚い”と同様、身近な生活レベルでは対処が可能ですけど、やはり街中までは管理できないので・・・。

騒音

とにかく街中うるさい(笑)
フィリピン人はとにかく大声で話すのと町中で突然叫んだりする奴もいたりしてとにかくうるさい(笑)
街中では彼らの話(叫び)声やバイクやジプニーがまき散らす騒音で騒然としてたりします。

また、フィリピンは闘鶏が盛んです。
ローカル街に居を構えたりすると、ほぼ100%の確率で周辺に闘鶏を飼っている家が一軒や二軒どころじゃなく存在します。

一軒につき複数の闘鶏がいたりするので、この闘鶏たちがもれなく雄たけびを上げてくれるんですが、これがまたうるさい(笑)

私はセブの各地、ミンダナオのローカルタウンにも住んでいましたが、もれなく隣家に闘鶏たちに囲まれていました。

この闘鶏たち、これももれなく夜明け、早いと3時、4時あたりから雄たけびを上げ始めるのですよ。

一度始まったら最後、ず~と泣き続けます。

ミンダナオでは、すぐ隣家が数十羽の闘鶏を飼っていて、夜明けからこの数十羽が一斉に雄たけびを上げ始めるんです。

大分慣れましたけど、一時期は気が狂いそうになりましたね(笑)

あ、あと野犬。特に人が寝静まった夜などは、野犬が縄張り争いをするらしく、突然、何頭もの犬が吠えだしたりします。

ここ最近はペットで犬を飼っている家も多くなってきて、隣家の犬が昼夜構わず吠えまくってたりもします。

あと、もう一つやっかいな騒音が、どこからともなく聞こえてくる重低音のサウンド。

地元の祭り、誰かの誕生日パーティなどでディスコミュージックとカラオケが欠かせないのがフィリピン。

まるで建物のようなでっかいスピーカーをドカンと置いて、延々と大音量で流すわけです。
距離によっては、音楽自体は全く聞こえないのに、重低音のズンズン、ドンドンサウンドだけが響いてきて、これまたうっとおしい。

彼らに夜になったら自粛して・・・なんて概念はないので、下手すると夜明けまでズンズンやられます(笑)

まあ闘鶏とズンズンサウンドはローカルタウンに住んでいたら絶対に避けられないので、静寂じゃないと寝られない・・・みたいな人は、中心地のマンションの高層階に住むとか、住まいを完全防音にするかしか逃れる術はありません(笑)

もしくは耳栓(笑)・・・私は日中の騒音には慣れましたけど、やはり夜、寝る時の騒音には弱いので、もれなく耳栓を使用します。

ちなみにこの騒音問題、闘鶏の雄たけびにしても、夜明けまでのズンズンサウンドにしても、文句を言う人にお目にかかったことがありません。

騒音耐性があるのか、というより騒音と思ってないんでしょうね(笑)