超絶楽々!フィリピンの子育て

2017.08.03-- 最終更新日:2020/02/05

生率の低下、少子化に悩む日本。人口は増え続け、近い将来日本の人口を追い越すとみられているフィリピン。先進国と発展途上の国、価値観、社会構造、経済性の違いはあるでしょうけど、少なくとも子供に、そして子育てに優しいフィリピン社会が人口増加に寄与しているのは間違いではありません。

子供に、子育てに優しいフィリピン社会

日本ほど娯楽や価値観が多様化している訳ではないフィリピンでは、大半の家庭が子供が5人や6人なんて当たり前の大所帯。

だから子供がどんどん増える増える・・・(笑)

日本では、ここまでの大所帯はもはやほとんど見られなくなりましが、それもそのはず。育児は大変!という環境しかないのですから、増えようがありませんよね。

その点フィリピンには子供にも、子育てにも優しい社会、環境があります。

例えば日本だと電車やバスにベビーカーを持ち込むだけで迷惑がられたりしますよね。

幼児なんて泣くの当たり前、聞き分けがないの当たり前なのに、日本では幼児にすら大人のマナーが要求されます。

泣いたらマナー違反、公共の場で駄々をこねたらマナーが悪いとダメな親扱い。そのしわ寄せが親だけならまだしも子供に向かうことすらあったりします。

かくして私も娘が幼児だった頃には散々な思いを何度も経験しました(涙)

フィリピンで子育てするようになってからはそんな気遣い、気苦労は全く無縁。

なんせフィリピンにはそこいらじゅうに子供がわんさか。

モールだろうがレストランだろうが、フィリピンでは公共の場であってもほぼ子供のプレイグラウンド状態・・・それでも親は叱らない、周りも誰も怒らない、というより誰も気にしちゃいないんですね。

だからフィリピンの子供はいつでもどこでも本来の子供のままでいられるし、親も子供のマナー違反に目を尖らせる必要もありません。

頼りになるフィリピンの家族とナニーの存在

日本的価値観で見ればまさに放任状態のフィリピンの子育てですが、日本のような子育てストレスを抱え込まない、変なプレッシャーを子供にかけることもない、親にも子供にも優しい社会がフィリピンにはあります。

そしてフィリピンの子育てを超絶楽ちん!にしている最大の理由はこれ、家族みんなで子育て(笑)

祖父母、兄弟姉妹、叔父叔母、いとこ、はとこ・・・とにかくフィリピンの家族は結びつきが強く、何か子育てで手伝ってもらいたいことがあってら、大抵誰かに気軽に頼むことができます。

フィリピン人はみんな子供が好きだし、みんな喜んで手伝ってくれます。

そしてフィリピンにはナニーという強い存在もあります(笑)

大抵の家庭(もちろん中流以上の家庭ですよ)では家事兼業や子供専用のナニーが必ず一人や二人はいますから、子供の世話はナニーに任せっきりなんてことも普通だったりします(笑)

ごはんを食べさせる、着替えさせる、シャワーに入れる、寝かしつける・・・なんて、日常生活の中でもかなりの負担となる育児作業をナニーに任せることができるので、これは相当助かります(笑)

また、フィリピンでは、旦那も育児に積極的に参加します。

フィリピンでは奥さんが働き、旦那が育児なんて家庭もたくさんあります。

女性の方が強くて、生活力たくましい人が多いフィリピンならではですが(笑)、共働きの家庭でも旦那は普通に育児します。

もっとも大半の家庭は育児といっても、育児作業はナニー任せなんで、日本のような大変さは皆無です(笑)

日本の子育てはやっぱり大変

日本では子育ては親がやるもの!という暗黙のルールがあったりするし、ナニーを雇うような育児サービスの利用も経済的に難しい・・・

子供、そして子育てに対して不寛容な社会とも向き合わなければならない現実もあったりするので、ほんと子育てって大変ですよね。

少子化に歯止めが効かずに大問題になっていますが、これでは子供が増えるはずがない。

フィリピンでは、多分に後先考えず子供ができちゃうってのも現実だったりしますが(笑)、超絶楽ちん!なフィリピンの子育て環境が子作りを後押ししてくれるのも事実です。

そもそも日本のように育児が大変!なんて意識はありませんしね。