東南アジア就職という新たな選択肢

2016.09.18-- 最終更新日:2018/05/01

何年かに一回の周期でブームになる海外就職。自分も以前、その魅力に取りつかれいろいろ研究したことがありますが・・・東南アジア就職を成功させるポイントを考察してみました。

 

東南アジア就職は定着するのか?

でも、この海外就職って何年に一回の割合で実はブームになってたりしますちょうと英語学習ブームと同じような周期・・・(笑)

今から15年ぐらい前だったと思うんですけど、やはり英語学習と海外留学、海外就職がセットになってブームになったことがありましたが、その時は私も大いに惹かれたりしてました。

海外就職関連の本がガンガン発売され、私も相当な量の書籍を買って研究した覚えがあります(苦笑)

当時のブームは、今の海外留学、海外就職ブームととても似ているのですが、決定的な違いは、フィリピン留学、東南アジア就職という新たな選択肢が加わったこと。

15年ぐらい前のブームの時は、もちろん欧米諸国への留学・就職が大前提です。その分英語などの語学力はもちろんのこと、職業経験などの要求も高かったので、決して誰にでも門戸が開かれていたわけではありませんでした。

結果、ブームは英語学習ブームとともに終焉を迎えたわけですが、時代は変わり今、フィリピン留学、東南アジア就職という新たな選択肢が加わり、「セカ就」という新しい言葉も流行するなど、海外就職という概念も変わりつつあるようです。

人気はシンガポール、ベトナム、そしてフィリピン?

東南アジア就職の動向を見ていると、やはりシンガポールが圧倒的に人気なようですね。

海外旅行のデスティネーションとしても人気があるし、東南アジアNo.1の経済発展と遂げたシンガポールが人気なのは当然と言えば当然かもしれませんね。

ベトナムはまだ発展途上にあるものの、国民性や文化に対する期待度が高いので海外就職先として人気があるようです。

フィリピンはやはり英語留学ブームの流れでそのまま現地に就職するという需要が高まっているようですね。

英語留学でフィリピンに来て、そのままフィリピンが気に入ってしまい、定住を図ろうとする人、ビジネスを立ち上げてしまう人も多いようです。

誰にでもできる東南アジア就職?

欧米企業への就職に比べ、親日国家が多い東南アジアというイメージと欧米より敷居は低いだろう・・・と考えられている風潮も見られます。

日本で就職に失敗したからとか、日本でやりたいことが見つからないから東南アジアで・・・みたいなケースもあるようですが、東南アジア就職とて、実際そこまで安易に選択できるものではありません。

まずは言葉。

シンガーポールやフィリピンなら英語が普通に通じますが、やはり就職する企業、職種によってそれ相応の英語力が求められます。

仕事でもそうですが、言葉ができないと当然生活にも影響が出てきます。当然海外ですので、生活面、そして安全面を考えれば最低でも英語、日常会話レベル以上の英語力は必須です。

次に職業スキル、業務経験。

仮にも就職ですからね・・・その会社が要求する職業スキル、業務経験が求められるのは当然のこと。

その言葉が問題なく、その要求レベルに応えられれば希望する会社にも就職ことが十分可能ではありますが・・・

そして生活への適応性。

東南アジアで親日国家であっても文化、風習、習慣は異なる訳で、日本と異なる環境で暮らすということがまずできるのか?という点が熟考できていなければただの無謀でしかありません。

海外で暮らすということは、慣れないうちは相当なストレスがたまるし、嫌だからとすぐに逃げ出せない環境でもあります。

最低限この3つが十分に考慮され、十分にパフォーマンスが発揮できるのであれば、どんどんチャレンジしてもらいたいと思いますが、そうでない人は・・・

できれば結論を急がず、なぜ東南アジアなのかを十分に再考した方がいいと思います。

まず、この3つがきちんと充足されていないと、仕事、生活双方にストレスがたまる一方となり、結局日本に帰るなんてことにもなりかねません。

それに、東南アジア就職といっても聞こえはいいですが、就業条件や給与面などを見てると、日本のブラック企業となんら変わらないなんていう求人も多々あるようです。

給与面を見てると、さすがに物価の安いフィリピンでも、それじゃ普通に暮らせないだろっ?という条件があったりします。

東南アジア就職を目指すのは、単にアジア好きで住みたいからなのか、それともキャリアアップにつなげたいからなのか?それとも日本の社会、労働環境に嫌気が指したからなのか・・・

どんな理由でもいいと思います。

東南アジア就職が、悩み、問題を解決し、期待にも十分応えてくれるだけの潜在力があるのも事実です。

ただし、何の準備もせず、東南アジアに行けばなんとかなるぐらいの気持ちであったとしたら絶対に辞めたほうがいい。

東南アジア就職は、なんにでも効く万能薬ではありません。