日本の英語教育と韓国のグローバル化

2016.02.03-- 最終更新日:2018/11/17

日本でも2011年度から小学校で「外国語活動」として英語教育が開始されています。文部科学省の小学校外国語活動サイトで、学習指導要領を見ることができますが、あくまでコミュニケーション重視の活動レベルで、文法とか語彙力の育成など学習レベルではなさそうです。

文部科学省小学校外国語活動サイト:新学習指導要領・生きる力

2013年度からは、新学習指導要領で高校の英語授業が”原則”英語で行なう取り組みが始まりました。但し、こちらも全土で実施されるものではなく、一部の高校で、あくまでモデルケースとしての授業が始まったということのようですね。

対してお隣の国、韓国のグローバル化戦略は?というと韓国が本格的に英語教育に取り組み始めたのは1997年。3年生から学校で週2回、5年生からは週3回の英語授業が実施されているそうです。

英語教育施設や環境の整備なども着々と行ってきているようで、韓国人教師とネイティブスピーカーの2人体制で進めている学校も多いそうです。

地方公立小学校でも日本の20年先をいく!?韓国の熱い、英語教育熱

以前の記事でも紹介しましたが、日本で人気が上がってきているフィリピン留学も、元はと言えば韓国が民間レベルで構築してきた環境です。

韓国からフィリピンに英語留学に来るのは年10万人とも言われています。
事実、セブでは韓国人留学生がたくさんいます。日本人留学生もちらほら見かけるようになってきましたが、街で見かけるのは圧倒的に韓国人。

国家、民間、そして学習者レベルで本気でグローバル化に取り組んでいる結果ではないでしょうか?

もちろん、日本と韓国では、経済の基盤も、経済規模も、マーケットも異なります。韓国が日本以上にグローバル化に取り組まなければならない必然性があるのも事実だと思います。

ですので、同じように考えることはできないかもしれませんが、少なくとも日本もグローバル化に取り組んでいるはず。

少子高齢化という日本の現状を見ても、グローバル化を加速させなければならない時期に来ているのですから、今、議論している場合じゃなく、とにかく進めることが大切なのではないかと思います。

今は大丈夫でも、少なくとも今の子供たちがその代償を背負うことになるかもしれない・・・というより背負うことになるんでしょう。

フィリピン留学が人気だったり、教育移住という言葉が流行りだしたりしているのもそんな現状に不安を覚えた人たちがたくさんいるということの証だと思います。

民間レベルでの動きもだいぶ活発化してきているようなのが、せめてもの救いかもしれません。

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