日本のグローバル化は大丈夫?

ここ数年、企業の英語公用語化や海外進出といったグローバル化が話題になってきています。同時に取り上げられるのは日本の英語教育。あちらこちらで取り上げられている日本の英語教育の現状について考察してみました。

 

日本のグローバル化は大丈夫?

小学校で英語を正式教科として教えるべきという提言が話題になっているようです。記事はこちら

昨今のグローバル化の波を受けて、初等教育からの英語教育を本格化させるべき、ということだと思うのですが、これに対し賛否が巻き起こっているそうです。

反対派の意見は教科書やカリキュラムの整備、教員の確保など教育体制の整備に時間、お金がかかるというもの。

そして「余り早くからやってしまうと英語が嫌いになる可能性がある」とか、「母国語である日本語力の低下」を懸念する声があるようですね。

この記事を読んだ時の私の率直な意見は、まだそんなこと言ってるの?という感じです(笑)

英語が嫌いになる可能性というのは、あくまで教え方の問題で解決できることであって、問題になるようなことではないし、母国語が低下する可能性というのもナンセンス。

日本語をしっかり勉強していても、言葉の乱れが常に問題になっています。
時代によって変わってくる言葉というものもあるでしょう。

フィリピンでは国語はフィリピン語(タガログ語)ですが、英語も公用語になっており、英語教育も国語と同様に取り扱われています。(一部国語にもっと重点を置くべきという議論はあるようですが・・・)

事実、私の娘はチャイニーズスクールで英語、中国語、そしてタガログ語を勉強しています。

今住んでいるのはタガログ圏ではなく、地方言語のひとつビサヤ語圏ですが、娘はビサヤ語で流暢に話します。そのことで日本語がおかしくなっているということもなく、フィリピン人にはビサヤ語で、私には日本語で普通に会話しています。

フィリピンに来てもう1年ぐらいたち、英語も勉強していますが、そのことで日本にいたときと比較して日本語がおかしくなっているということもありません。

日本から見たらはるかに後進国で、予算もはるかに少ないフィリピンで普通にできていることがなぜ日本でできないのか?

しかもこれはあくまで提言であって、これからこの問題について議論・検討されるということですから、仮に(まあ無理でしょうけど)実現するとしても、何年、ヘタすれば何十年という月日がかかるのは目に見えていますね。

こうして日本の真のグローバル化はどんどん遅れ、その代償は今の子供たちが背負うことになってしまうのです。

こりゃヤバイと思った人が、あくまで民間レベルで頑張るしかないという状態がまだまだ続くということでしょうね。