フィリピン人の英語力

2015.06.11-- 最終更新日:2018/11/17

フィリピン留学、オンライン英会話とフィリピン人英語講師の活躍にかかってるといっても過言ではないですが、フィリピン英語ってそもそも大丈夫なの?という疑問を検証していきます。

 

フィリピン人の英語力と発音

フィリピン人講師の実力を検証する前に、そもそもフィリピン人の英語力はどうなのか?という点を実体験を踏まえ考えていきたいと思います。

結論から言うと、フィリピン人すべてが英語を流暢に話せるわけでない!ということ。これは事実です。

ただし、私のこれまでのフィリピン生活の中で、英語が通じない!と困ったことはありません。

ホテルやレストラン、ショッピングモールから個人商店レベルの買い物、タクシーやトライシクルでの移動に至るまで、普段生活をする上で、街中で英語が通じずに目的が果たせなかったということは一度もないんです。(タガログ語もビサヤ語もしゃべれませんが・・・)

日常会話レベルで会話に困ることはよくあります。
1文単位でフィリピン語が混じってきてよくわからなかったり、アクセントが強烈にフィリピン語寄りだったりということもよくありますね。

大半のフィリピン人は英語を理解することができますが、話すことを苦手にしている人は実は意外に多いということなんです。

フィリピン英語の訛りを指摘する人、フィリピン人の英語力に懐疑的な人はおそらくこのようなフィリピン人の英語を聞いた人たちなのではないかと思います。

それではなぜ同じ国で、英語を公用語としているフィリピンでここまで英語力の差が生まれるのか・・・?

これはやはりその人の教育レベルによるもの。

貧富の差が激しいフィリピンでは教育をまともに受けられない人たちがたくさんいます。その一方で、ある程度のお金があれば、初等教育段階からしっかりと英語教育を受けることもできます。

プライベートスクール(といっても日本のように決して高くありませんよ。)なら小学校1年生の段階で全教科英語で授業を行うなんていうことも珍しい話ではありません。

そして高等教育を受けた人ほど英語力は高く、さらにハイレベルの教育を受けた人ほど流暢さや正確さ、発音のきれいさが際立ってくるという感じです。

コールセンター事業は世界No.1

そしてフィリピンの英語力を図る上で忘れてはならないのはBPO、中でもコールセンター事業は昨年、インドを抜いて世界No.1になったということ。

Microsoft ,IBM, CitiBank, HSBC, DELL, AT&Tといった世界有数の企業をはじめとした多くの企業のコールセンターがフィリピンで運営されています。

これらの企業の顧客(英語圏の消費者)からの注文や問い合わせ、クレーム対応などのユーザーサポートを電話で対応しているのがフィリピン人なんです。

コールセンターで働くには生半可な英語力ではダメ。消費者を相手にするわけですから、ただ流暢に話せればいいということではないんだそうです。ネイティブ並のアクセントと流暢さが要求される世界。(日本在住のどんなに流暢に日本語を話す外国人でも、話せば日本人じゃないってわかりますよね。それじゃダメというレベル。)

実際コールセンターで働いていた経験があるフィリピン人の友人たちの話し方はまさにネイティブそのもの。変ななまりやくせもなく、とても聞き取りやすい英語を話します。彼らが運営するオンライン英会話の生徒は、ハイウッド映画みたい!と大喜びしてました(笑)

中にはコールセンターで新人教育とかを行っていたような強者もいますが、彼ら曰く、いくら高い英語力を誇るフィリピン人と言えど、入社後は徹底的なトレーニングを受け晴れてカスタマーサポートとしてデビューするそうです。

それでも世界No.1の市場を支える人材を十分に確保できるフィリピン英語の優位性がここでも証明されているということですよね。