オンライン英会話のレッスンクオリティ

2013.09.04-- 最終更新日:2018/11/17

オンライン英会話の特長としてよくあげられるレッスンクオリティについて。スカイプを使った音声通話の宿命でもありますが、英会話レッスンの肝ともいえる聞く・話す機能を検証します。

 

スカイプ通話の限界とレッスンクオリティ

大半のオンライン英会話は無料の音声通話ソフト、スカイプを使用してレッスンを提供しています。

スカイプはインターネット回線を使って音声を送受信していますので、このインターネット回線の良し悪しでレッスンのクオリティが左右されてしまうという側面があるのです。

フィリピン系であればもちろんレッスンはフィリピンから提供されるわけですが、フィリピンは日本ほどインターネット環境が良いわけではありませんので、その影響がもろにレッスンに出てしまうという事態が発生します。

加えてフィリピンの電力事情はやはり日本よりはるかに悪く、地方都市では停電が当たり前。インターネット回線どころか電力がなくなってしまうなんてこと・・・

実際にフィリピン系のオンライン英会話レッスンを受講された方なら、だれでも一度は経験していると思いますが、講師の発生が聞き取りづらかったり、途中で音声が途切れたり、最悪レッスンが終わってもいなかったのに通話が終了してしまったりということは実は日常茶飯事だったりします(涙)

よほど酷ければ返金に応じてくれるケースもあるでしょうが、やはりせっかく予約して、気合を入れてレッスンしているのに、こんなトラブルが頻発するようでは、やる気も萎えてしまいますよね。

こんな中でも通話品質・ハイクオリティをうたっているオンライン英会話も最近では多くみかけるようになりました。

その秘密は運営体制にあります。

オフィスベースとホームベース

オンライン英会話には、実はフィリピンに特にオフィスを持たず、日本からの遠隔操作で運営しているホームベースと実際にフィリピンにオフィスを構えてレッスンを提供しているオフィスベースのスクールがあります。

ホームベースの場合は、講師はそれぞれ自宅からレッスンを提供します。
それこそフィリピン全土からレッスンが配信されているということです。
レッスンクオリティは講師が住んでいる地域のインターネット回線、電力事情に左右されことになり、その環境が悪ければ前述のような事態が頻繁に発生するという残念な結果となってしまいます。

反面オフィスベースで専用回線や電源バックアップなどの設備を整えていれば、ホームベースではなかなか難しいビデオ通話によるレッスンも十分可能となります。

講師も常勤であればスケジュール管理や教育もしやすい。総じてレッスンクオリティは安定するというメリットがホームベースのオンライン英会話にはあるということなんですね。

セブのITパーク(IT外資の誘致を目的としたビジネス特区でインフラも充実した区域)で運営を行っているオンライン英会話も多いですが、ここならクオリティコントロールはしやすいと言えますね。

但し、ホームベースとオフィスベース、相対的な評価と考えた場合は必ずしもどちらが確実に良いと言えない面もあります。

オフィスベースの場合は、講師を常勤させレッスンを提供しますので、当然スペースに限りが出てきます。その限りの中で講師の取り合いとなるので、予約が取りづらくなるという側面は否めません。

特に人気講師などはあっという間に予約が埋まってしまうことが多いので、なかなか希望する講師が予約できない。講師数にも限りがあるので、代替えの良い講師もなかなか見つからない・・・ということもあるかもしれません。

現状では、やはりホームベースのオンライン英会話が圧倒的に多いですし、サービスや選択の幅で考えたらホームベースを排除するのは難しいと思います。

ホームベースだからと言って必ずしも回線がダメダメとも限らないし、良い講師が見つかれば、そのほうがよいというケースもありますので(笑)

レッスンクオリティと予約の取りやすさ、どちらも兼ね備えたオンライン英会話があればいいのですが、フィリピンの環境やビジネスととらえた場合にはやはりかなり難しい問題です。

ただレッスンクオリティにこだわる人はオフィスベースかホームベースかを見極めながらオンライン英会話を選びましょう。その際にはどの程度のインフラ整備が行われているかもチェックしてくださいね。