フィリピンの娯楽事情

フィリピンの娯楽は、スポーツなどのアウトドア志向や自然派、ギャンブル、ナイトライフなど人それぞれ様々な嗜好性があります。フィリピンにおいてはレベルの違いこそあれ、ほぼ網羅できるといっても過言ではありませんが、日本独自の娯楽や趣味性が高いものなどについては、別に環境を整える必要があります。
フィリピンの娯楽環境
フィリピンはギャンブル天国、国営のカジノ施設が全国主要都市にあり、庶民のギャンブル、闘鶏やビンゴなども非常に人気があります。身近な娯楽で言えば、TVや映画鑑賞などに加え、現在ではインターネットチャットが非常に盛んで、街中のインターネットカフェは常に賑わっています。
ゴルフやダイビング環境も充実しており、世界有数のリゾート地なども数多く開発されています。
カジノ
国営カジノ「カジノ・フィリピーノ」は主要都市のホテルなどに併設され、フィリピン全土に展開されています。それぞれカードやスロット、バカラ、スロットなどを備えた本格的なカジノ施設です。
ゴルフ
チャンピオンコースからリゾートタイプ、ローカルの格安コースなど様々なコースがあります。
日本で言うドライビングレンジはほとんどありませんが、プレイフィーが割安であるため、気軽にコースラウンドが楽しめるのが大きな利点です。
ダイビング
世界的にも有数のダイビングスポットを誇るダイビング天国、特にセブ島周辺には初心者から上級者までが楽しめるスポットが豊富で、日本からはもとより欧米諸国からもダイバーが多く訪れています。
ディスコ・ライブハウス
庶民に人気なのがディスコやライブハウス。
本格的なバンド演奏とお酒や食事を楽しめるライブハウスを数多く見つけることができます。
ジャンルは様々で、ロックやポップス、ジャズなど、好みに合わせて選べます。
カラオケ
フィリピン人の歌好きは有名です。カラオケ施設じゃなくても街中ではいつでも人々の歌声が聞こえるぐらいで、カラオケ機が設置されている商店やレストランもよく見かけます。
日本のようなカラオケ施設(ファミリーKTV)もあります。
ナイトクラブ
いわゆるフィリピンパブやショークラブなどで、フィリピン女性のエンターティナーとお酒やカラオケ、ショーを楽しむクラブです。店によってタイプやサービス、システムなどが異なります。
フィリピンのエンタメ事情
フィリピンでは、日本ほど娯楽の多様性があるわけではありませんので、その分エンタメ系に人気が集中するようです。
特に貧困という暗い問題が立ちはだかる当地のこと、タダで楽しめるテレビやラジオは庶民の娯楽に欠かせない存在です。老若男女を問わずテレビドラマやショーに夢中になって、一喜一憂している姿は微笑ましくもあります。
日本ではあまり知られていませんが、特に音楽系はクォリティ高いんですよ!
テレビ
フィリピンのエンタメメディアの王者はなんといってもテレビでしょう。
日本よりケーブルテレビなどのチャネル数も多く、映画、ドラマからバラエティーまで様々なジャンルが楽しめます。アメリカ、台湾、韓国、スペイン系の番組をはじめ、日本のNHKも視聴できます。
ラジオ
テレビと同様、フィリピン人の日々の暮らしに切っても切り離せないのがラジオです。
フィリピン全土に大手、中小含めれば数百ものラジオステーションがあり、人気はやはり音楽、芸能ニュース系に集まります。
シネマ
フィリピンでは、翻訳の必要がないのでハリウッドのメジャー作品などが本土とほとんど同タイミングで公開されます。多くのショッピングモールにはシネマコンプレックスが入っていますので、同時にいくつもの映画を楽しむことができるのもいいですね。
ミュージック
庶民の間で人気が高いのはポピュラーミュージック(ポップス、ロック、ヒップホップ、R&B、ダンスミュージックなど)。元来エンターテインメント性が高いお国柄ですので、アーティストのレベルの高さにはただただ驚かされます。
スポーツ
フィリピンの国民的スポーツはバスケットボール、ビリヤード、ボクシング。バスケットボールのプロリーグであるPBAは絶対的な人気を誇っています。
ビリヤードやボクシングは世界王者を輩出するほどの強豪国でもあります。
フィリピンのエンタメ攻略!
問題は言葉の壁。テレビドラマなどはストーリーを追っかけるのが大変ですが、俳優さんはびっくりするほど美男・美女揃い。
展開もシンプルで、フィリピンの世情なども反映されているので、ただ見ているだけでも楽しめます。おすすめはずばりミュージックショー。
アメリカンポップスなどが良く歌われているので、洋楽好きにはたまりません。