フィリピン住宅事情と住宅の探し方

2015.04.10-- 最終更新日:2020/02/05

フィリピンの住宅は、貧困層が暮らす廃材で作られた質素な家から映画で見るような大豪邸まで、驚く程レベル格差があります。

大都市では経済レベルに応じた居住区域があり、貧困層が暮らす、いわゆる“スラム”や下町の一般住宅、アパート、中流家庭以上の向けの集合住宅“タウンハウス”、分譲住宅地“サブディビジョン”、コンドミニアム(マンション)などがあります。

フィリピンの住宅の種類

外国人はセキュリティ対策がなされているサブディビジョン内の戸建住宅やコンドミニアムに住むケースが一般的ですが、アパートや一時的な滞在にシェアハウスを利用するケースも増えてきました。

ここではフィリピンの一般的な住宅の種類を紹介します。

サブディビジョン(ビレッジ)

サブディビジョンは、広大な土地に専用の道路と分譲区画を整備した分譲住宅地。特に富裕層が多く住む最高級クラスは“ビレッジ”と呼ばれています。

高い塀とガードマン付きの門で仕切られ、敷地内にはプールやバスケットボールコート、キッズプレイグラウンドなどが整備されているタイプもあります。

ダウンハウス

タウンハウスとは、1~3階建ての住宅が長屋式に連なって建てられている集合住宅です。

専用の敷地内に作られた、サブディビジョンタイプもあります。

コンドミニアム(マンション)

コンドミニアムは、フィリピンの住宅の中では高級クラスに位置し、通常スタジオタイプ(ワンルーム)、1~3ベッドルームの間取りが用意されています。

高級クラスではプールやジムなどの共有設備も充実しています。

アパート

日本で見られるようなアパートもありますが、格安で利用できるタイプは、ボーディングハウスと呼ばれます。

このタイプは、トイレ、シャワー共用、低所得者層や学生向けなどが多く、外国人の利用にはあまり適しません。

フィリピンの住宅設備

フィリピンの住宅は鉄筋コンクリート構造が大半です。

貧富の差が激しいフィリピンですので、貧困層は廃材で建てられた家に住んでいますので、街中ではそのような家を目にすることも多いですが・・・

電気や水道、ガスなどの住宅設備は日本とそれほど事情は変わりませんが、ロケーション、住宅の質により停電や断水、水圧が低いなどの問題には遭遇するかもしれません。

フィリピンの住居を確保する。

フィリピンでは外国人による土地取得を認められていません。

定期借地契約が付帯された建物のみ (タウンハウスやコンドミニアム)などは外国人名義による購入が可能ですが、よほどフィリピンに縁がある方でもない限り、現地不動産の購入は現実的ではありませんので、賃借条件の戸建て住宅やコンドミニアムを利用するのが一般的です。

フィリピンで賃貸住宅を探す方法

フィリピンの賃貸住宅は上記で紹介した全ての物件を手配する事ができます。

滞在期間や好みに応じて選ぶことが可能なのですが、物件探しは実は容易ではありません。

日本のような高機能な物件検索サイトがない(あることはあるのですが、釣りネタ的な掲載が多いなど、あまり信用できません)、物件が見つかったとしても契約は英語で取り交わされるので、英語に加え現地の商習慣などにもある程度理解がないと貸主とのトラブルにつながるケースもあるためです。

このような事情から、最初は信頼できる日本人コミュニティやサービスを利用する、ローカルの知人、友人のツテなどで探す、仲介を依頼するのが無難です。

私はセブに移住して8年間で6回ほど引越しをしましたが、義家族の住むミンダナオの実家に転居した時以外は全てローカルの友人の助けを借りています。

自分でネット検索をかけて探してみたりしたのですが、不動産サイトには釣りネタ的なガセ情報が多かったり、不動産エージェントとコンタクトが取れなかったりとなかなかうまくいきません(苦笑)

現在の住まいはセブ市に隣接するマンダウエ市にある集合住宅(日本の団地みたいな感じ)に2年前に引っ越してきましたが、この時もローカル友人に物件を探してもらい、契約は直接オーナーと取り交わしました。

幸いなことにオーナーがとても親切で善意の人で、なにか問題が起こってもすぐ対応してくれますので、安心して住むことが出来ています。