絶対厳守!フィリピンで安全に暮らす9つのポイント

2015.07.08-- 最終更新日:2020/01/28

フィリピン歴20年以上。そんな私が海外で過ごす際に大切にしていること、そして私を守ってくれるもの。

とりわけフィリピンで安全に過ごすために欠かせないポイントを紹介します。

要は考え方、態度ひとつでどっちにも転ぶんです。

ですので海外に出る時はいつも危ないかもしれないと思って身を引き締めます。

危機管理意識が大切

フィリピンと関わりあうようになって20年以上、ルソン、セブ、ミンダナオなど訪問した場所は数知れず。マニラで当時勤めていた会社の現地支店マネージメントをしていたこともあります。今はフィリピンに生活して3年ほど。

旅行代理店に勤めていた時は、アメリカ方面への添乗や現地視察なども数多くこなしています。

1人でレンタカーを借りて西海岸都市の英語学校を周っていたこともあります。(大事故を起こしてレンタカー1台大破させたこともあります。不思議なことに車は大破でも傷ひとつ負いませんでしたが・・・(苦笑)

言葉もできます。1人で大抵のことはできますし、どこへでも行けます。

それでも、今住んでいる家から近所のショッピングモールに出かけるだけでも、躊躇する時があります。

もちろん常にガチガチに身構えながら生活しているわけではありませんよ・・・そんなことしてたら神経がやられてしまいます(笑)

「危ないかもしれないと思って気をはる」・・・シンプルですが、これが私の危機管理意識です。

実は私には、日本生活モードと海外生活モードがあるので、ひとたび海外の空港に降り立った瞬間からこの海外モードにスイッチが入ります(笑)

かっこよく偉そうに言ってますが、実は海外モードは、海外で生活している人ならおそらく当たり前にしていることだと思います。

少なくとも日本にいる時は、このような態度、行動はしませんし、こんな気持ちも一切持たずに全く無防備に生活してます。

日本モードですから・・・

ちなみに海外モードも、場面に応じてレベルがあります。

それほど身構えなくてもいい場面とちょっとヤバいかなという場面では、気の張り方は全くちがいます。

フィリピンにいても、さすがに家にいる時、信頼できる、頼れるフィリピン人が一緒の時は、限りなく日本生活モードに近いLowレベルですが、1人で夜に知らない場所などに行く場合などには俄然MAXモードに入っていきます(笑)

フィリピンで身を守る9つのポイント

私が普段から心がけている9つの安全対策、ポイントを紹介します。

フィリピン発渡航から約20年、マニラ渡航滞在は数知れず、セブ在住歴8年程になりますが、よくフィリピンの危険情報で紹介されるような危ない目に合ったことはありません。

初渡航当時はマニラ空港は世界でも有数の最悪な空港(今でも悪名は高いですが、当時から比べたら各段に良くなっています。)

既にフィリピン慣れしてますので、限りなくローカルと同じ目線で生活を送ることができているのも要因ですが、初渡航当時はもちろん今ほどフィリピンの事を熟知はしていませんでしたが、海外慣れはしていたのでその意識が守ってくれたのだと思います。

1.一定の緊張感を持つ

日本でちょっとコンビニにお昼を買いにぐらいの気軽なシチュエーションであったとしても、フィリピンでは日本ほど無防備に外には出ません。自分が行かなくてもよい用事なら誰かフィリピン人を言ってもらいます。

出るとなったらどんな用事であっても、どこへ行くのであってもしっかり武装します(Tシャツ、短パン、肩掛けバッグですが・・・(笑)

2.なめられないように気を張る

馴染みの場所ではなかったり、相手に優位性が高い場所などでは、決して不安なそぶりを見せません。俺はベテランだぁ~的な態度を取るようにします(心の中では多少不安があるような場合でも・・・)

不安を極力なくす、抑えるには次のシミュレーションが効果的です。特にフィリピン(海外)では、土地勘がないことによる不安をまず鎮めておきたい。

目的地に着きさえすればなんとかなるもんです(笑)

3.シミュレーションする

特に知らない場所や夜に1人で出かける場合は、家からその場所までの経路や不測の事態なども想定しておきます。

特にフィリピンでは日本のように素晴らしい交通網はないので、どっからどこまで何で行く、移動手段が見つからない場合はどうする?みたいなシミュレーションをします。(運転手付き自家用車がある人は別(笑)

日本にいる時だって知らない場所に行くときには、Googleマップで調べたり、乗り換え案内で時刻表を確認したりしますよね。考え方は同じです。

マニラではLRTとかMRTという高架鉄道がありますが、やはりスリなどが多いようなので、慣れないていない人が使うのは考え物かも。

タクシーを捕まえることを前提にしておいたほうが無難ですね。

4.目立たないようにする

これはよく言われていることですが、出かける時は、フィリピンデフォのTシャツにジーパンや短パン、サンダル。

カバンとかはなるべく持ちません。持つ場合は肩掛けたすき掛け。

カバンの部分を体の前にしておきます。特にそれで混雑しているところに行く場合はカバンを両手で押さえて歩きます。

センス的にTシャツに短パンなんて許せないと思っていても、郷に入っては郷に従え(笑)どこでだれが見ているかわからないし、「おっ、こいつお金持ってそう」なんて思われたら最後です。

それじゃなくても日本人というだけで目を付けられますから・・・

5.貴重品、お金の持ち方に気を付ける

お金は無駄に多く持ちません。

ちょっとした買い物程度なら必要な範囲の金額をバラでポケットに入れるだけ。

なるべく小額紙幣とコインを用意するようにします。高額紙幣(500,1000ペソ)と少額紙幣は別々に持ちます。

ショッピングモールやファストフード店など以外、街中で高額紙幣を使うことはほとんどない(おつりがないと言われる)ので、少額紙幣やコインだけで支払がすぐにできるようにしておきます。

不用意に高額紙幣を街中で取り出さないことがポイントです。

6.ストリートチルドレンには近づかない

セブでも、旧市街の中心オスメニアサークルあたりには路上で生活している人がたくさんいます。

道を歩いているだけで子供たちが寄ってきますが、目もくれずに、お金を上げることもしません。

可哀想ですが、ヘタにあげると一気に囲まれることもあるからです。

また頻繁に通るような場所で一度そんなことをしてしまうと、すぐに目を付けられますので、後が大変です。周りに他の子供たちがいないような場所ではコインをそっとあげる時ももちろんあります(笑)

7.犬には近づかない

フィリピンには狂犬病があります。そして町中いたるところに野犬がいます。

野犬に近づかないのはもちろんですが、だれかの飼い犬であっても決して触ったりはしません。

たとえそれが血統書付っぽい高価な犬であったとしても触りません。

犬好きの娘にも徹底させています。猫や他の動物にも決して近づきません。

野犬はいたるところにいますが、こちらから何かアクションをしない限り、滅多に近づいて来たり、襲って来たりすることはありません。とにかく無視、距離を取ることで回避できます。

8.現地の人とむやみに争わない

フィリピンの適当さ加減さやぼったくり、不当な主張、理不尽な要求、間違ってても認めない輩など、街に出るとカチンとくる罠はいたるところに転がっています(笑)

そのような場面でも、なるべく争いは避けるようにします。よほど相手に非がある、損害を被る可能性がある時はもちろん戦いますが(笑)それでも決してその場で激しく怒ったり、相手を威嚇したり、恫喝するようなことはしません。

相手の背景もわからないし、どう転んでくるか予測できないからです。相手が子供だったとしても決してなめてはいけません。背後には大人が必ずいます。

とは言ってもどうしても争いを避けられない場合もありますが、なるべくその場はおさめて現地に詳しい日本人やフィリピン人の助けを借りること。それも無理な状況なら、とにかく安全第一で考えること。

腕に自信があるからと言っても間違っても手を出したりしてはいけません。

飛び道具が出てきたり、仲間が出てきてボコボコにされる、最悪命を落とします。

9.人前でフィリピン人を叱責しない

現地生活に慣れてくるとローカルの友達や恋人、仕事の部下を持つケースなどもあると思います。

関係が深くなって来れば来るほど常にハッピーな関係でいられるはずもなく、時に(年中)イライラさせられることもあるかもしれません。

仕事関係だとフィリピン人の仕事に対する意識の違いもあり、彼らの態度や仕事の仕方で注意、叱責、指導せざるを得ないケースも多々でてきますが、決して彼らを他の社員の面前など、人前で叱責してはいけません。

どんなに彼らに非があったとしても、これだけは絶対です。

日本式では「他者の目の前で叱責することが効果的」みたいなことが言われるケースもありますが、ここは日本ではありませんし、それで効果が得られることは絶対にありません。

フィリピン人はプライドが高いため、叱責を恥をかかされたと受け取ります。

人前で恥をかかされた恨みは絶対に忘れることはなく、下手をすれば殺されます。
(実際にこのような事例は沢山あります。)

親しい友人、恋人、配偶者のような関係であったとしても同じこと。

それじゃ叱責どころか指導、喧嘩もできないじゃん!と思われるかもしれませんが、ポイントは「感情に任せて人前で恥をかかすようなことは絶対にしない」ということです。

叱責する、指導するなら人前ではなく、必ずマンツーマンで行うこと。

もう一つ、親しい友人や恋人、もちろん部下もそうですが、どんなシチュエーションであれ、彼らの頭を叩いたりはしてはいけません。

日本式愛情の表現手段だとしても絶対にやってはいけません。

このポイントは鉄則です。

また日本式が必ずしも正しいとも限りません。

フィリピンではアウェイだということをくれぐれもお忘れなく。