フィリピン移住を決めたきっかけ

2013.06.28-- 最終更新日:2020/02/03

私がフィリピン移住を決めたきっかけは、当時WEB制作及びWEBコンサルティングで
取引のあったクライアントからある業務をオファーされたことでした。そのクライアントは
オンライン英会話を運営されていたんです。

そのクライアントのオファーはセブで運営しているオフィスのマネジメントと
新しく開設するフィリピン留学事業の現地オペレーション担当ということでした。

私へのオファーは過去にフィリピンでのマネジメントを経験していること、
妻もフィリピン人で現地事情にも詳しいということもあり、
お声をかけていただいたようです。

正直なところ、この打診を受けた時はとても迷いました。

おそらく私だけなら2つ返事で受けたはずです。
が、実際には打診を受けてから約1か月は悩みに悩みました。。。

その理由は、やはり娘のこと。
そして仕事(収入)のこと。
そしてすでに老齢に入っている両親のこと。

これは一度でも「海外移住」ということを考えた方なら誰でも同じ壁にぶつかると
思います。

私の場合は幸いにも、フィリピンとの付き合いも長く、現地の事情もよくわかっており、
妻がフィリピン人ですから親戚もいますし、生活の不安は特にありませんでした。

娘が生まれたのもフィリピンです。
いとこやはとこがわんさかいるフィリピンですから、一人っ子の娘も
寂しくないでしょう。。。

でも娘の教育はどうするのか?
本当にフィリピンでいいいのか。。。?と少し考えましたが、この問題は実は
さほど悩みませんでした。これについては長くなるのでまた後日お話したいと思います。

仕事はどうするのか?
この問題もさほど悩むことはありませんでした。今回の話はクライアントからの
フィリピンでの仕事の打診から始まったことなので、そちらからの収入が見込めるし、
もともとWeb制作を受託で行っていたので、パソコンとインターネットさえあれば
どこでも仕事ができる状態でしたので。。。
(ただ、実際フィリピンに渡航したあと、いろいろ問題が発生して危うく困窮日本人
状態に陥るところでした。。。(><)これも後日レポートしますね。)

やはり一番悩んだのが両親のことです。
当時は両親が住むマンションのすぐそばに住んでいましたので、お互い困ったことが
あれば助け合える距離でした。

そしてなによりも娘のことを愛してくれている両親。
私の娘が唯一の孫なので、相当ショックを受けるだろうと思ったのです。
老齢ゆえの健康面にも不安がありましたので、もし何かあっても。。。

フィリピン移住を本気で考え出したのは娘が生まれた時でした。
その時、実は両親に相談したことがあります。

でもその時の猛反対ぶりは半端ではなく、それを押し切ってまで「フィリピンに行く」
という決断はできなかったのです。

最終的に決断を後押ししてくれたのは、娘の「いいよ!」という返事でした(笑い)

実はフィリピン移住のことを最初に話したのは、妻でも両親でもなく、
当時7歳だった娘でした。

娘からの承認、続いて両親、そして妻の理解を得ていよいよ移住準備に取り掛かります。

とは言えクライアントから指定された業務開始日まではもう3週間しかない!?

もちろん仕事も普通にありましたから、どう考えてもあの準備期間は無茶でした。
ただの海外旅行じゃないんですから(笑)