フィリピン入国とビザの延長

2014.01.17-- 最終更新日:2018/04/29

英語留学やロングスティなど、観光目的以外での渡航が増えてきましたね。気軽に行けるフィリピンですが、目的に応じたビザの取得は必要です。そんなフィリピンの入国情報をご紹介します。

 

パスポートひとつで入国し、現地でビザを延長

フィリピンは入国時に21日間有効の滞在許可(観光ビザ)が下りるので、フィリピン留学やロングステイなどの目的であっても、まずパスポートと復路の航空券(帰国便もしくは第3国へ出国便)さえあれば入国できます。

私の場合も当初はこれで入国し、現地でビザを延長する作戦でした(笑)

21日間の滞在許可が切れる前にビザ申請を行います。自分で手続きするのも面倒だし、フィリピンのお役所仕事に右往左往させられるのも嫌なので、知り合いの旅行代理店に依頼。

色々書類を書かされてイミグレーションに行くのかと思ったら、パスポートを渡して終わり。書類も全て代書してくれるみたいです。

ちなみに最初の延長申請で許可される期間は約1ヶ月(38日)。以降は2か月単位の延長で最大2年まで延長できます。

かかった費用は移民局等に支払う申請費用が約3,000ペソ、旅行代理店の手数料800ペソ。計3,800ペソ程度(約7,600円)でした。

私は途中、日本に一時帰国してしまったので、延長記録は9月でストップ(笑)

フィリピンの英語学校に入学する際も、同様に観光ビザの延長でOKです。
但し、フィリピン国内で英語研修を受けるためには、SSP(Special Study Permit)の取得が必要です。

SSPとは?

SSP(Special Study Permit)はフィリピン移民局から発行される特別就学許可証で、短期留学であっても取得が義務づけられています。

SSPを取得せずに留学し、万が一摘発を受けた場合には入国管理法違反となり罰金+国外退去処分という思い厳罰が待っていますので、SSP認定校というのはフィリピン留学の最低必須要件と言っていいでしょう。

通常は入学する英語学校でSSPの取得手続きを行ってくれます。

ちなみにここでいうフィリピン留学とは、プライベートの英語学校に中長期に入学することを前提としています。大学など正規の正規の高等教育機関に入学する場合は、学生ビザ(9f)が必要です。

ロングステイの場合→ロングステイについて以前まとめた記事はこちら
観光ビザの延長で最大2年間滞在することができます。一度帰国もしくは第3国へ出国してしまえばリセット(笑)されますので、事情が許せばこれでも十分ロングすていできます。

35歳以上の方であれば、俗にいうリタイアメントビザ(SSRV)を取得し、永住権を手に入れることもできます。

SSRVとは?

SSRVとはフィリピン退職庁(PRA)が運営するフィリピン退職プログラムで、主に年金受給者を対象とした”移住・居住”優遇制度ですが、35歳以上から申請が可能です。

主なメリットは永住権の獲得、免税措置、就労許可申請など。
一度取得してしまえば、更新は不要。ビザ延長などの面倒な手続きも必要なく、フィリピンを出国・再入国も自由にできます。

PRAが指定するフィリピン政府開発銀行に預貯金を預け入れすることが条件となります。金額は年齢・資格条件によって異なります。

フィリピン退職庁(PRA)公式サイト(日本語)

 

その他のフィリピン滞在要件

長期のフィリピン留学やロングステイをする場合は、ビザなどの延長などは最低限の必須事項。怠れば不法滞在となりますので、くれぐれも気を付けてくださいね。
(ビザ延長が多少遅れたぐらいなら罰金で済みますが・・・)

それ以外にも、状況に応じて欠かせない許可・申請等を紹介しておきます。

ACR I-Card(Iカード)

ACR I-Cardとは、いわゆる外国人登録証で、フィリピンに60日間以上滞在する外国人、もしくはSSP取得者は取得が義務付けられています。

フィリピン留学の際には入学した学校で手続きしてくれるはずです。
それ以外の方はビザを延長する際に、旅行代理店等に一緒に依頼できます。

ちなみに私もACR I-Cardは2回目のビザ延長時に一緒に申請を依頼しましたが、一向の手元に来ずじまい・・・その後ビザ延長の度に、代理店の担当者に確認したのですが、イミグレーションから上がってこないのだそうです。

まあそんなもんですね、フィリピンですから(笑)

RE-ENTRY PERMIT(再入国許可)

観光ビザの延長などで有効なビザを持っている状態で出国してしまうと、出国した時点でビザの効力が失効してしまいます。ビザを消滅させないためには、再入国許可を取得します。

IMMIGRATION CLEARANCE CERTIFICATE(出国許可証)

フィリピンに半年以上滞在している人は、IMMIGRATION CLEARANCE CERTIFICATEという書類を事前に取得しておかなければなりません。これがないと出国できません。

実は私はこれで一度つまづき出国できなかったことがあります(泣)

この書類以前は1年以上の滞在者だけだったんですが、いつの間にか6か月以上の滞在に変更されていたそうです。

ビザの延長や日本行の航空券を手配してもらった旅行代理店に文句を言ったら、彼らも知らなかったそう・・・おかげで帰国日が一日づれました。

ちなみにIカードがあれば再入国許可、出国許可とも取得の必要はないようです。(確認中・・・)