フィリピンは危険なのか?

2015.01.16
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結論から言うと危険な場所もあるし、安全な場所もあります。だからと言って事件や事故に巻き込まれる可能性、巻き込まれないという保証がある訳じゃありません。要は日本人が日本にいるのと同じつもりで生活するとなれば、どこにいても危険ということ。

 

フィリピンの治安って実際どうなの?

フィリピン留学が流行るにつれ、フィリピンについての情報があっちこっちで見られるようになってきました。

以前の記事にも書きましたが(こんなに変わったフィリピンのイメージ)、実際フィリピンの治安自体は、ここ数年で劇的に変わったとか、安全になったということはありません。

以前から邦人がフィリピンで事件、事故に巻き込まれるという報道もちょくちょくありましたが、凶悪事件のほとんどは金銭絡みや色恋沙汰のトラブルが原因と言われていて、普通の旅行者がなんの理由もなく凶悪犯罪に巻き込まれるということはさほどなかったと思います。(窃盗や詐欺などの軽犯罪は別)

ちょうど最近もビザの申請関連の手続きでセブの領事館に行った時に、たまたまバックを置き引きされたという日本人の方に遭遇しました。

フィリピンには何度も来ている方で、奥様もフィリピン人です。
フィリピンには相当慣れているし、フィリピンのこともよく分かっている方でした。

そんな方がなぜ置き引きに合ったのか?と思っていろいろ話を聞いていたのですが、その方のホームグランドはマニラで、セブには初めて来たとのこと。

マニラではいつも十分気を付けているのに、セブはマニラより治安が良い、しかも高級ホテルに宿泊し、その中のビュッフェということで、つい油断してカバンを自分の席に置いて料理を取りに行ってしまったというのが原因のようです。

カバンの中にはネットブックにipad、iphone、帰りのチケットの控え、そして数十万円入りの財布、パスポートが入っていたそうです。

以前よりフィリピンに来る日本人、とりわけフィリピンが好きで何度も足を運ぶような人は、フィリピンのことをよく知っています。

ですので、危機管理もしっかりしていますし、自己防衛のポイントも心得ている人が多いんです。

この方もそういったフィリピン慣れした方でしたが、セブが安全という思い込みだけでつい油断した隙を突かれてしまったというわけですね。

ここで重要なポイントは、フィリピンが危険なのかどうかではなく、その人の行動がどうだったかです。

事件や事故が起こった、邦人が巻き込まれたという事実だけを拾い上げれば、フィリピンは危険という結論を導き出すしかありません。でもそれなら、フィリピンに限らず他のアジア諸国、欧米の先進国だって同じです。

この例からも言えることは、マニラが危険とか、セブが安全、安ホテルは危険、高級ホテルは安全というのは全体的に見れば当てはまることでも、一般的な通念でしかなく、それだけで事件や事故に巻き込まれるかどうかということは判断できないということです。

何度も例を挙げてその方には申し訳けないですが、フィリピンに数多く来訪されている経験があり、フィリピン人の奥様まで同伴されている席で高価なカバンを置き引きされてしまった原因は油断意外なにものでもないでしょう。

おそらくホームグランドのマニラと同じように防衛本能を働かせていれば、このようなことはなかったはず。

その場所が安全だから100%事件や事故に巻き込まれる可能性がないとは限らいということ・・・逆もしかりです。

マニラにも安全なところもありますし、セブに危険なところもあります。

安全だと思われる場所で危険に遭遇する場合もあるし、一般的に危険だと言われているところで普通に生活している外国人もいます。

当たり前のことですが、フィリピンは外国であって日本とは違います。日本と同じつもりでいれば、どこにいても危険度は限りなく高まるし、危機意識をもって行動すれば、比較的安全に過ごすことも

決してホームグラウンドではないということを常に念頭において行動することが大切です。