海外旅行保険の選び方

日本の健康保険が利かない海外では医療費も高額となり、物価が安いフィリピンといえども例外ではありません。また、携行品の盗難や破損、滞在先での物損賠償など、不測の事態も起こりえるのが海外ですので、滞在期間や目的などに応じて、適切な海外旅行保険に加入しておきたいものです。語学学校に入学する際には、海外旅行保険の加入が条件とされています。

海外旅行保険の種類

海外旅行保険とは、海外での病気やケガ、盗難などのトラブル時にかかる費用を補償する損害保険です。留学保険や海外駐在員保険などの種類がありますが、いずれも一般的な海外旅行保険に長期海外滞在者向けの特約を付与したプランで、基本賠償部分はほぼ同じものです。

海外旅行保険の主な補償

傷害死亡・後遺障害 旅行中の事故やケガが原因で死亡、又は身体に後遺障害が生じた場合の補償
賠償責任 滞在先でホテルの備品やお店の商品を壊したなどで損害賠償を追った場合など物損責任の補償。
治療・救援費用 ケガや病気などの治療費用、入院等で親族が現地へ駆け付ける場合の渡航費用などの補償。
入院一時金 ケガ・病気で2日以上入院した場合の入院費用の補償。
疾病死亡 旅行中に病気により死亡した場合の補償。
航空機寄託手荷物遅延等費用 航空会社に預けた手荷物の到着が遅れ、身の回りの品等を購入した場合などの補償。
携行品損害 旅行カバンやビデオカメラなどの身の回り品を、盗まれたり落としたりして壊してしまった場合などの補償。
航空機遅延費用 航空機が遅れ、宿泊代、食事代等を自己負担した場合などの補償。

留学保険

保険会社により条件は異なりますが、留学保険は通常の海外旅行保険と異なり最長1~5年の契約が可能となることや、生活用動産補償(居住施設での盗難や破損)や火災に伴う賠償責任補償などがオプションでセットされているのが特徴。

居住施設とは、借家やアパートなどを指すもので、語学学校から提供される寮やホームステイの場合は、ホテルと同様の宿泊施設とみなされるので、海外旅行保険の携行品損害及び賠償責任でカバーされます。

クレジットカード付帯型

クレジットカードに海外旅行保険が付帯されており、あらためて保険料を支払う必要がないので利用価値は極めて高いです。但し、補償項目や補償額が十分でないケースがあるほか、旅行費用をクレジットカードで支払わないと保険が有効にならないなどの利用条件が定められているものもありますので、補償内容や利用条件を十分チェックしておきましょう。

 

海外旅行保険選びのポイント

通常、旅行保険は基本的な賠償内容をセットにして販売されており、保険料は各補償金額に応じて算定されています。当然、高額補償を選べば保険料も高額になりますので、各賠償内容や補償金額をよく検討したうえで選びましょう。必要な賠償内容のみを選んで加入するフリープランや家族向けのファミリープランなどもあります。

旅行保険は、長期になればなるほど高額になります。短期の旅行であれば、数千円ですみますが、1年もの長期滞在ともなるとかなりの高額となります。料金自体は賠償内及び賠償金額が同じであれば、保険会社により大きく差がでるものでもありませんので、現地でのサポート体制やサービス内容を比較しましょう。