フィリピン安全情報

2014.09.08-- 最終更新日:2018/04/29

一般的にフィリピンは治安が悪いというイメージがありますが、アメリカやヨーロッパ、周辺のアジア諸国と比較してもとりわけ悪いということはありません。但し、貧困問題が根強く、不用意な行動が思わぬ犯罪に巻き込まれる要因になることも否めませんので、十分注意しましょう。

 

フィリピンの主な犯罪傾向

フィリピンで発生している犯罪の傾向として、スリや引ったくりなどの軽犯罪、ナイフや拳銃などの武装強盗、殺人、誘拐などが多く発生しているようです。日本人が巻き込まれるケースが多いのはスリや引ったくり、置き引きなど。年に1、2度、日本人が殺害されたなんてニュースも飛び込んできますが、ほとんどがお金絡みのトラブルやフィリピン人女性を巡る色恋沙汰です。日本人同士のいさかいも少なくありません。

防犯対策

海外では何が起こっても自己責任。フィリピンに限らず、海外での安全性はその人の考え方や態度、行動によって大きく左右されるということを十分認識しておくことが大切です。その国の状態を正しく認識し、適正な振る舞いをすることで危険は限りなく回避できます。

危険な場所を把握しておく。

どんなに安全と言われる都市でも、必ず危険な場所(スラムや通りなど)があります。なるべく早い段階で、地元の人などに聞いて把握しておきましょう。その場所にはどんなことがあっても近づかないことです。万が一、どうしてもその場所に行かなければならない事情が発生した時には、必ず信頼できる地元の人に同伴してもらいましょう。

なるべく目立たないようにする。

Tシャツにジーンズなど、なるべく地元の人たちと同じような格好をして現地に溶け込む努力をすること。また、高価な貴金属を身につけたり、カメラや携帯電話などの電化製品を街中で取り出すということも避けましょう。また、夜間の一人歩きも絶対に避けましょう。

お金の取り扱いに注意する。

どんな状況においても、自分がお金を持っているということを悟られないこと。不用意に不特定の人の前で現金を見せるなどは問題外です。こちらは小額と思っていても、貨幣価値の違いで周りの人たちにとっては大金と受け取られることもあります。大抵の場合において500ペソ以上の現金は大金と思っておいたほうが無難です。やむを得ず大金を持ち歩く際には、財布にドカッと入れておくのではなく、ポケットに分散しておくのが望ましいです。

たかりは無視する。

空港やホテル、街中などで話しかけてくるフィリピン人はたいていたかりが目的です。ストリートチルドレンが寄って来ることも多いですが、安易にお金をあげてはいけません。一度あげると次から次ぎへと子供たちが寄ってきてきりがなくなります。可哀想ではありますが、ひたすら無視してやり過ごすのが一番。

声をかけてくるフィリピン人には要注意

特に片言の日本語や英語で親しそうに話しかけてくるフィリピン人には要注意。基本的にフィリピン人はシャイですので、よほどのことがない限り見知らぬ外国人に声をかけてくるなんてことはありません。睡眠強盗や詐欺など、より大きな犯罪に巻き込まれる可能性もあります。

現地の日本人にも注意する

残念なことですが、現地在住の日本人にも信用できない人たちがたくさんいます。信頼できる筋からの紹介や現地の日本人会の方々など、ある程度身元がはっきりしている日本人以外との付き合いはなるべく避けたほうが無難です。思わぬ詐欺などに巻き込まれることもあります。

 

万が一強盗などの被害に遭遇したら・・・。

とにかく抵抗はせず、お金などを渡すこと。フィリピンではナイフや拳銃などで武装している強盗もいますので、へたに抵抗すると命の危険も出てきます。また、被害にあったからといって早計に地元の警察に連絡するのも考え物・・・フィリピンでは警察は頼りにならないというのが常識です。状況によってはグルということもあるそうなので、何かあったら、日本大使館に連絡するのがベターです。