フィリピンのロングステイビザ

2016.04.25-- 最終更新日:2018/04/30

日本人であれば、数週間程度の海外旅行でビザの心配をする必要は、ほぼないと言ってもいいのですが、ロングステイとなると話は別です。少なくとも海外で数ヶ月滞在しようという場合は、ほとんどの国々でビザが必要になります。フィリピンでは観光及び退職産業に力を入れていることもあり、ノービザで入国しても最大で16ヶ月の滞在が可能となるほか、リタイヤメントビザ(退職者ビザ)の取得も比較的好条件で取得することができます。

 

観光ビザで最大16ヶ月滞在が可能

フィリピンは、21日以内の観光滞在ならビザは不要です。正確には入国時に21日間有効な観光ビザが自動的に発行されるということです。21日を越える場合、初回延長で+38日間、以降+30日単位で延長し、最大1年間の滞在ができますので、観光ビザだけでロングステイも可能となります。

ちなみに、現地滞在中に一度でもフィリピンを出国(日本や周辺国へ)すれば再度21日間から始めることもできます。

あらかじめ日本出発前に在日フィリピン大使館で59日間有効のビザを取得しておけば、現地での手続きなしで約2ヶ月の滞在もできます。

リタイアメントビザ

リタイアメントビザとは、年金受給者を対象とした“移住・居住”優遇制度です。全世界で約40カ国、アジアではフィリピンをはじめ、タイ、インドネシア、マレーシア、台湾がこの制度を実施しています。

フィリピン特別居住退職者ビザ SRRV

フィリピンのリタイアメントビザは、大統領直轄のフィリピン退職庁が発行を行っており、「フィリピン特別居住退職者ビザ(Special Resident Retiree Visa)と呼ばれます。このビザの取得者には、日本国籍のままフィリピンの永住権が得られるばかりではなく、自由出入国の権利、税制面の優遇などの特典が与えられます。

年金受給者のみではなく、35歳以上の外国人が申請の対象となりますので、年金生活を待たず、ロングステイはもとより移住も可能となります。

申請用件

申請資格 肉体的、精神的に健康な35歳以上の外国人

(犯罪歴がある、もしくはフィリピン入国不適者リストにある方は不可)

必要書類 パスポート、申請書、健康診断証明、無罪犯罪証明、預金証明書、証明写真、戸籍謄本、手数料1400ドル
銀行預金 PRA指定の銀行に、米ドルで指定額の定期預金を組む必要があります。

 

①    年金を毎月指定銀行に送金する。

50歳以上 定期預金額:US$ 10,000

年金送金額:US$ 800/月(単身者)

US$ 1,000/月(夫婦)

 

②    年金の送金を行わない。

35歳以上 定期預金額:US$50,000

50歳以上 定期預金額:US$ 20,000

 

定期預金はSSRビザ取得した日から1ヶ月後より、フィリピン国内の投資(コンドミニアム、ゴルフ会員権、株券)を目的に使用することができます。

 

詳細はPRA:フィリピン退職庁ホームページ(英語、日本語あり)をご覧ください。