今熱いフィリピン関連ビジネス

ここ数年高い経済成長率を誇る絶好調のフィリピン。日本ではフィリピン留学をはじめ介護サービスや不動産投資などが注目され、新規参入が相次いでいます。そんな今が旬のフィリピン関連ビジネスをまとめていきます。まずはビジネス動向から!
フィリピンビジネス参入するなら今!
フィリピンはアジアで唯一の英語を公用語に指定している国。英語留学、オンライン英会話、そしてコールセンターと英語関連ビジネスが活況です。
またグローバル化に即した動きがいち早く取れる優位性がありますので、アジアからの英語圏へのハブ(中継基地)化も今後も進みそうです。
そのほかにも今後ますます増えてくるであろう日本人渡航者・移住者をターゲットにした不動産投資や介護ビジネス、好調なフィリピン経済を背景としたローカル向けビジネスも今後大いに期待できそうです。
日本企業のフィリピン進出動向
有名どころでは、昨年話題になったユニクロと和民。
特にユニクロのフィリピン進出が話題となったのは記憶に新しいこと。
最近日本では本業ではなくて、会長(元会長か)の動向や発言の方が注目されている和民の進出もありました。
これより先飲食では、吉野家、味千ラーメン、ペッパーランチなどが進出してきています。また今年に入ってらーめん山頭火やとんかつ新宿さぼてん、牛角など、出店攻勢が続いているようですね。
日本の飲食の出店というのは、以前は「フィリピン人相手じゃ商売にならない」といいうことで、あくまでも在比日本人向けのビジネスというのが一般的でした。
ですので、マニラやセブにも日本人経営のレストランはたくさんありますが、みんなフィリピンで開業した独立系です。
最近の日本のチェーン店大手が進出してきている背景には、在比日本人のみではなく、フィリピン人もターゲットにできるようになったという証。
それだけフィリピン経済が好調で、フィリピン人向けの商品、サービスを展開しても十分に採算が合うようになってきたということですね。
以前セブに進出してきたセブンイレブンの紹介をしましたが、コンビニ業界も今後、出店攻勢を強めていきそうな気配もありますね。
製造、IT関連の進出も加速していきそうです。
特に製造関連では、日中関係の悪化や雇用コストの増大などにより中国から撤退し、アジアに拠点を移す製造企業が現れてきています。
中国からの移転組でやはり多いのは、タイ、ベトナム、ミャンマーあたりのようですが、フィリピン政府が積極的な日本企業の誘致を図っていることもあり、フィリピンを選択する企業も多くなってきているようです。
IT関連は、英語が話せるフィリピン人の優位性とコストパフォーマスの良さから、以前よりオフショア開発による事業進出、立ち上げが盛んです。